【コンサルタイプ診断解説】 タイプ06:響き合う仲間と突き進む刺激好きな冒険家
- コンサルタイプ診断
- コンサルタイプ診断とは
- タイプ06:響き合う仲間と突き進む刺激好きな冒険家
- 「刺激好きな冒険家」タイプの特性
- 「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
- 具体的なアクションを提言しつつ、率先垂範していくタイプ
- 「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
- 難題に臆せず、考え続け、答えを導き出そうとするタイプ(自己挑戦×思考重視)
- 想定される活躍シーン
- シーン①:海外売上拡大に向けた未開拓の海外展開支援
- シーン②:強み構築に向けた新たな規制導入策の検討
- 「刺激好きな冒険家」タイプが苦手なこと
- コンサル転職成功のための説得力強化プログラムとは?
- このタイプが多いファームの特徴
コンサルタイプ診断とは
コンサルタントと一言で言っても、考え方や検討の進め方、コンサルとしての特性や活躍の仕方は、多岐にわたります。PROFFITに登録しているコンサルタントのアンケート分析から、コンサルタントの活躍タイプには16タイプの傾向があることが分かってきました。また若手コンサルタントのストレス調査結果から、このタイプの違いが大きいほど「ストレス」を感じることが分かっています。皆さんの「コンサルタイプ」を知ることで、自分にあったファームを選び、さらに入社後、活躍・評価されるための注意点やヒントとして活かしてみてください!
タイプ06:響き合う仲間と突き進む刺激好きな冒険家
「刺激好きな冒険家」タイプの特性
直感的に面白いと思ったことがあると、いつの間にか夢中になって考えてしまっている時があるのではないでしょうか。同じような価値観を持ったメンバーと取り組むことや他の人とちょっと違うアウトプットを出すこと、新しい挑戦に挑むことが好き。困難すらも楽しみに変えていける、未開の地に突き進む頼れるパートナータイプです。
「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
具体的なアクションを提言しつつ、率先垂範していくタイプ
- クライアントの悩みに対して、クライアントが取り組んでいける具体的な解決策を示すことを重視しており、クライアントの「行動」に寄り添った支援を大事にしているタイプです。取組みが進まない時にも自ら手を動かしたり、行動につながるまで伴走することをいとわない点がクライアントからも評価されます。
- 一方、注意点としては、実行支援が先行しすぎてしまい、何のためのアクションなのかが曖昧になってしまうことがあります。うまくいっていない時に、やみくもに実行を促すのではなく、なぜクライアントが動かないのか/動けないのかについて冷静に分析する時間を持ち、実行が進まない根本原因を解決することを意識してみると活躍の幅がさらに広がります。
「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
クライアントから相談された時やプロジェクトでタスクを任された時、確実に解決できることを着実に進めようとする人もいれば、失敗するリスクを覚悟しつつ、果敢に難題に挑む人もいます。まず策を練るタイプもいれば、まず行動して現場を見に行こうとするタイプもいます。どちらも課題を解決しようと頑張って取り組んでいるものの、果敢に挑むタイプから見ると、着実に貢献しようとするタイプは慎重すぎてやる気がないように映ってしまうことがありますし、逆に着実に貢献しようとするタイプから見ると、果敢に攻めすぎて失敗するリスクが気になってしまいます。
若手コンサルタントが感じるストレスの一つである「頑張っているのに評価されない」という問題は、そもそも課題やタスクに対する向き合い方や考え方がずれてしまっていることに起因することが多くあります。コンサルタントとして評価をされ、活躍していくためには、思考力を磨くことに加え、自身の思考タイプを理解しつつ、クライアントや上司の「思考タイプ」との違いを意識しながら動いていくことが非常に重要です。まずは自身の「思考タイプ」を理解することから始めてみましょう!
難題に臆せず、考え続け、答えを導き出そうとするタイプ(自己挑戦×思考重視)
- 自らチャレンジングな目標を掲げ、新しいタスクに挑む姿勢が強く、検討が難しいプロジェクトで重宝されます。とにかく、徹底的に考えようという意志の強さが評価されやすいタイプです。
- 一方、考えることが得意な反面、答えが出るまで考え続けてしまうことがないように注意することも必要です。考えることが仕事と言われるコンサルではありますが、限られた時間の中で成果を出さなければならないという制約もあります。そのため、自分で考え切るべき部分、周りの力を借りるべき部分、行動して確かめてみる部分などを切り分けながら、時間内に最大の成果が出せるように検討の進め方を工夫していくことが重要になります。
想定される活躍シーン
どんな答えになるか想像がつかなかったり、どう進めればよいか全くわからないような、ニッチで新しいテーマにアサインされても動じない強さがあります。
シーン①:海外売上拡大に向けた未開拓の海外展開支援
冒険という言葉のイメージに最も近いテーマとしては、海外展開支援かと思います。新しいエリアで事業を創り出すためには、そもそもどのエリアを狙うべきか、その国の文化的な特性を踏まえ、参入策を練り、販売チャネルやサプライチェーンを構築していきます。まさにゼロから創り上げる事ばかりの冒険です。また地域によってその特性が違うため、経験を積めば積むほど、それらの違いを相対的に理解することができる点も面白さを感じるポイントになっています。海外拠点の現地メンバーとコラボしたり、現地の視察に奔走する日々は印象深いプロジェクトになること、間違いなしです。

この記事の筆者
PROFFIT AGENT編集部
Co-nnect Inc.
この記事は、戦略コンサルや外資系コンサルティングファームの出身者が執筆を担当しています。PROFFIT事業で培ったコンサルティングファームとの繋がりによる最新情報、コンサルタント時代の採用担当経験をもとにコンサル転職に役立つ情報を発信しています。