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【コンサルタイプ診断解説】 タイプ13:対話を通じて発想する寄り添い型の発明家

2023.12.12
  • コンサルタイプ診断
  1. コンサルタイプ診断とは
  2. タイプ13:対話を通じて発想する寄り添い型の発明家
    • 「寄り添い型の発明家」タイプの特性
    • 「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
      • 対話を重ね、実行・アクションにつなげていくタイプ
    • 「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
      • 任されたことを自分でコツコツ考え、成果を出すタイプ(堅実貢献×思考重視)
    • 想定される活躍シーン
      • シーン①:新規事業のアイデア出しのワークショップ支援
      • シーン②:離職要因を踏まえたエンゲージメント向上支援
    • このタイプが苦手なこと
      • コンサル転職成功に向けた原因分析力強化プログラムとは?
    • このタイプが多いファームの特徴

コンサルタイプ診断とは

コンサルタントと一言で言っても、考え方や検討の進め方、コンサルとしての特性や活躍の仕方は、多岐にわたります。PROFFITに登録しているコンサルタントのアンケート分析から、コンサルタントの活躍タイプには16タイプの傾向があることが分かってきました。また若手コンサルタントのストレス調査結果から、このタイプの違いが大きいほど「ストレス」を感じることが分かっています。皆さんの「コンサルタイプ」を知ることで、自分にあったファームを選び、さらに入社後、活躍・評価されるための注意点やヒントとして活かしてみてください!

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タイプ13:対話を通じて発想する寄り添い型の発明家

「寄り添い型の発明家」タイプの特性

困っている人から相談を受けると、一緒になんとか解決策をひねり出そうと自然と頑張れてしまうタイプです。相手の悩みを引き出す力と、それを解く発想力を持つため、自然と相手から頼られる関係ができていることが多いのではないでしょうか。自分の考えを主張するのではなく、相手の持っているものから生み出す解決策は、実行につながりやすい貴重な発明になります。

「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点

対話を重ね、実行・アクションにつなげていくタイプ

  • クライアントに対して、理論・理想を語るだけでなく、寄り添ってコミュニケーションをとり、第一歩を踏み出すことを支援することが得意なタイプです。こうした丁寧な関わり方を通じてクライアントの信頼を獲得していけるでしょう。
  • 一方、相手の意見や状況を尊重しすぎて、いつの間にか無難な答えに行きついてしまうことがあります。コンサルタントとしては、企業の考えを尊重しつつも、課題を解決するためにやるべきこと、変えるべきことはストレートに伝えることが必要になります。その内容をクライアントが受け入れたくないことであっても、言うべきことはしっかりと伝えるという強さも兼ね備えていくとより活躍機会が増えるかもしれません。

「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)

クライアントから相談された時やプロジェクトでタスクを任された時、確実に解決できることを着実に進めようとする人もいれば、失敗するリスクを覚悟しつつ、果敢に難題に挑む人もいます。まず策を練るタイプもいれば、まず行動して現場を見に行こうとするタイプもいます。どちらも課題を解決しようと頑張って取り組んでいるものの、果敢に挑むタイプから見ると、着実に貢献しようとするタイプは慎重すぎてやる気がないように映ってしまうことがありますし、逆に着実に貢献しようとするタイプから見ると、果敢に攻めすぎて失敗するリスクが気になってしまいます。
若手コンサルタントが感じるストレスの一つである「頑張っているのに評価されない」という問題は、そもそも課題やタスクに対する向き合い方や考え方がずれてしまっていることに起因することが多くあります。コンサルタントとして評価をされ、活躍していくためには、思考力を磨くことに加え、自身の思考タイプを理解しつつ、クライアントや上司の「思考タイプ」との違いを意識しながら動いていくことが非常に重要です。まずは自身の「思考タイプ」を理解することから始めてみましょう!

任されたことを自分でコツコツ考え、成果を出すタイプ(堅実貢献×思考重視)

  • 自分の考えや気持ちよりも、相手が何を求めているかをしっかりと捉え、その期待に答えることを大事にするタイプです。任されたことに対して、どのようにして成果をだせばよいかについて計画を立てながら、コツコツ取り組むことができるため、安心感ある仕事ぶりが評価されます。
  • 一方、マネジャーに近づくにつれ、相手の求められることに応えるだけでなく、あなた自身の考えや意見を伝え、相手を動かしていくことが求められます。メンバーに対して指示を出す必要もあります。相手の期待に応えるだけではこうした力をつけていくことは難しいため、ジュニアメンバーの時から「自分だったらどうするか」を考える癖をつけておくとよいかもしれません。

想定される活躍シーン

新規事業のアイデア出しや組織変革のための取組み検討など、クライアントを理解しつつ、発想を拡げるというテーマで活躍することが多いです。

シーン①:新規事業のアイデア出しのワークショップ支援

大企業の新規事業の取組みは、相談の多いテーマでもあり、成果を出しにくい難しいテーマでもあります。コンサルがいくら考えても、そのアイデアがクライアント担当者の「自分事」にならなければうまくいかないため、いかに巻き込みつつ、本人のオーナーシップを高めていくかが重要なカギになります。そのためには、コンサルが結論を出すのではなく、考えるヒントを提供し、対話をしながら、アイデアのひらめきを支援する寄り添い型の支援がとても重要です。まさに寄り添い型の発明家のお家芸となるテーマの一つでしょう。
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この記事の筆者

PROFFIT AGENT編集部

Co-nnect Inc.

この記事は、戦略コンサルや外資系コンサルティングファームの出身者が執筆を担当しています。PROFFIT事業で培ったコンサルティングファームとの繋がりによる最新情報、コンサルタント時代の採用担当経験をもとにコンサル転職に役立つ情報を発信しています。

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