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【コンサルタイプ診断解説】 タイプ16:修羅場に自ら飛び込むガッツあふれる助太刀

2023.12.16
  • コンサルタイプ診断
  1. コンサルタイプ診断とは
  2. タイプ16:修羅場に自ら飛び込むガッツあふれる助太刀
    • 「ガッツあふれる助太刀」タイプの特性
    • 「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
      • 対話を重ね、実行・アクションにつなげていくタイプ
    • 「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
      • 自らチャレンジを定めてまず動き出し、検証していくタイプ(自己挑戦×行動率先)
    • 想定される活躍シーン
      • シーン①:営業目標達成に向けた営業力強化
      • シーン②:顧客の困りごと・ニーズの徹底探索
    • このタイプが苦手なこと
      • 原因分析力強化プログラムとは?
    • このタイプが多いファームの特徴

コンサルタイプ診断とは

コンサルタントと一言で言っても、考え方や検討の進め方、コンサルとしての特性や活躍の仕方は、多岐にわたります。PROFFITに登録しているコンサルタントのアンケート分析から、コンサルタントの活躍タイプには16タイプの傾向があることが分かってきました。また若手コンサルタントのストレス調査結果から、このタイプの違いが大きいほど「ストレス」を感じることが分かっています。皆さんの「コンサルタイプ」を知ることで、自分にあったファームを選び、さらに入社後、活躍・評価されるための注意点やヒントとして活かしてみてください!

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タイプ16:修羅場に自ら飛び込むガッツあふれる助太刀

「ガッツあふれる助太刀」タイプの特性

とにかく行動してみないとわからない。どうなっているか自分が直接見ていきたい。そんな思いを持った現場型の頼れるリーダータイプです。大変な状況があっても、放っておくことができず、いつの間にか巻き込まれ、当事者になってしまっていることも多いのではないでしょうか。また指示を出すだけでなく、自ら率先して動く姿勢は、メンバーにとって大きな力になっていることでしょう。

「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点

対話を重ね、実行・アクションにつなげていくタイプ

  • クライアントに対して、理論・理想を語るだけでなく、寄り添ってコミュニケーションをとり、第一歩を踏み出すことを支援することが得意なタイプです。こうした丁寧な関わり方を通じてクライアントの信頼を獲得していけるでしょう。
  • 一方、相手の意見や状況を尊重しすぎて、いつの間にか無難な答えに行きついてしまうことがあります。コンサルタントとしては、企業の考えを尊重しつつも、課題を解決するためにやるべきこと、変えるべきことはストレートに伝えることが必要になります。その内容をクライアントが受け入れたくないことであっても、言うべきことはしっかりと伝えるという強さも兼ね備えていくとより活躍機会が増えるかもしれません。

「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)

クライアントから相談された時やプロジェクトでタスクを任された時、確実に解決できることを着実に進めようとする人もいれば、失敗するリスクを覚悟しつつ、果敢に難題に挑む人もいます。まず策を練るタイプもいれば、まず行動して現場を見に行こうとするタイプもいます。どちらも課題を解決しようと頑張って取り組んでいるものの、果敢に挑むタイプから見ると、着実に貢献しようとするタイプは慎重すぎてやる気がないように映ってしまうことがありますし、逆に着実に貢献しようとするタイプから見ると、果敢に攻めすぎて失敗するリスクが気になってしまいます。
若手コンサルタントが感じるストレスの一つである「頑張っているのに評価されない」という問題は、そもそも課題やタスクに対する向き合い方や考え方がずれてしまっていることに起因することが多くあります。コンサルタントとして評価をされ、活躍していくためには、思考力を磨くことに加え、自身の思考タイプを理解しつつ、クライアントや上司の「思考タイプ」との違いを意識しながら動いていくことが非常に重要です。まずは自身の「思考タイプ」を理解することから始めてみましょう!

自らチャレンジを定めてまず動き出し、検証していくタイプ(自己挑戦×行動率先)

  • 何かに取り組むときは、自分なりのゴールを決め、新しさを求めて取り掛かる傾向が強いタイプです。考えるだけでなく、自分で体験したり、話を聞きに行ったり、作ってみたり、行動を起こすことも多いのではないでしょうか。机上の空論と揶揄されることがないよう、実体験を通じて解像度高く現場を理解することはとても大事なことです。
  • 一方、ついつい気持ちや興味の赴くままに行動が先行しすぎてしまうと、プロジェクト全体の目的から逸れたことに時間を使ってしまうリスクがあるので、注意が必要です。行動しつつも、必ず時々立ち止まりながら目的を確認し、今は何を検証するために動いているのかを考え直す機会を大事にしてみてください。

想定される活躍シーン

営業現場、製造現場に入り込み、一緒になって課題を見つけ、解決する策をトライ&エラーで導き出すような現場実践指導型のプロジェクトで活躍することが多いです。

シーン①:営業目標達成に向けた営業力強化

日本市場の成熟に伴って、市況が厳しい中で売上目標を達成しなければならないというクライアントが増えています。営業部門には緊張感が漂い、不安の声も上がり、切羽詰まった状況の中で、突然外部の専門家として常駐をすることになります。はじめは何ができるんだというやや冷たい視線を浴びることも多くありますが、果敢に挑む熱意と解決策を考え、ぶつけ続ける姿勢を通じ、徐々に信頼を獲得し、仲間として取り組めるようになります。大変な状況になればなるほど、なんとかしてやろうという気持ちが高まる方にはお薦めのプロジェクトです。
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この記事の筆者

PROFFIT AGENT編集部

Co-nnect Inc.

この記事は、戦略コンサルや外資系コンサルティングファームの出身者が執筆を担当しています。PROFFIT事業で培ったコンサルティングファームとの繋がりによる最新情報、コンサルタント時代の採用担当経験をもとにコンサル転職に役立つ情報を発信しています。

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