【コンサルタイプ診断解説】 タイプ04:常に動き、常に考える成果重視の司令塔
- コンサルタイプ診断
- コンサルタイプ診断とは
- タイプ04:常に動き、常に考える成果重視の司令塔
- 「成果重視の司令塔」タイプの特性
- 「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
- 思考・分析を基に企業の考えをリードしていくタイプ"
- 「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
- 自らチャレンジを定めてまず動き出し、検証していくタイプ(自己挑戦×行動率先)
- 想定される活躍シーン
- シーン①:生産性向上に向けた業務改善
- シーン②:営業目標必達支援
- 「成果重視の司令塔」タイプが苦手なこと
- コンサル転職成功のための曖昧表現改善プログラムとは?
- このタイプが多いファームの特徴
コンサルタイプ診断とは
コンサルタントと一言で言っても、考え方や検討の進め方、コンサルとしての特性や活躍の仕方は、多岐にわたります。PROFFITに登録しているコンサルタントのアンケート分析から、コンサルタントの活躍タイプには16タイプの傾向があることが分かってきました。また若手コンサルタントのストレス調査結果から、このタイプの違いが大きいほど「ストレス」を感じることが分かっています。皆さんの「コンサルタイプ」を知ることで、自分にあったファームを選び、さらに入社後、活躍・評価されるための注意点やヒントとして活かしてみてください!
タイプ04:常に動き、常に考える成果重視の司令塔
「成果重視の司令塔」タイプの特性
現場で起きている問題に率先して触れ、課題を捉え、成果への最短ルートを考え続けるのが得意なタイプです。積極的に現場に出向くことで得られる”真実”を掴んでいるあなただからこそ考えられる作戦は、みなから納得されやすい魅力があります。共に動き、共に考える。その姿勢を通じて、成果に向かっていくチームの一体感が増し、大きな成果をつながっていくことでしょう。
「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
思考・分析を基に企業の考えをリードしていくタイプ"
- 客観的な分析、調査結果に基づき、論理的にどうすべきかを考え、戦略・施策を描くことを得意としています。色々な情報やステークホルダーの考えを配慮しなければならないクライアントにとっては、ファクトをベースに冷静に考えを伝えてもらえることはとても大きな安心感につながります。
- 一方、合理的に正しく、頭ではわかっていても、相手が納得して動いてくれるとは限りません。"正しい"答えだけを繰り返し伝えてしまうと、クライアントは「自分たちの複雑な状況をわかってくれていない」と感じてしまうこともあります。クライアントの気持ちにも向き合いながら「感情」の観点からもうまく進まない原因を探っていくと突破口を見つけていけるかもしれません。
「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
クライアントから相談された時やプロジェクトでタスクを任された時、確実に解決できることを着実に進めようとする人もいれば、失敗するリスクを覚悟しつつ、果敢に難題に挑む人もいます。まず策を練るタイプもいれば、まず行動して現場を見に行こうとするタイプもいます。どちらも課題を解決しようと頑張って取り組んでいるものの、果敢に挑むタイプから見ると、着実に貢献しようとするタイプは慎重すぎてやる気がないように映ってしまうことがありますし、逆に着実に貢献しようとするタイプから見ると、果敢に攻めすぎて失敗するリスクが気になってしまいます。
若手コンサルタントが感じるストレスの一つである「頑張っているのに評価されない」という問題は、そもそも課題やタスクに対する向き合い方や考え方がずれてしまっていることに起因することが多くあります。コンサルタントとして評価をされ、活躍していくためには、思考力を磨くことに加え、自身の思考タイプを理解しつつ、クライアントや上司の「思考タイプ」との違いを意識しながら動いていくことが非常に重要です。まずは自身の「思考タイプ」を理解することから始めてみましょう!
自らチャレンジを定めてまず動き出し、検証していくタイプ(自己挑戦×行動率先)
- 何かに取り組むときは、自分なりのゴールを決め、新しさを求めて取り掛かる傾向が強いタイプです。考えるだけでなく、自分で体験したり、話を聞きに行ったり、作ってみたり、行動を起こすことも多いのではないでしょうか。机上の空論と揶揄されることがないよう、実体験を通じて解像度高く現場を理解することはとても大事なことです。
- 一方、ついつい気持ちや興味の赴くままに行動が先行しすぎてしまうと、プロジェクト全体の目的から逸れたことに時間を使ってしまうリスクがあるので、注意が必要です。行動しつつも、必ず時々立ち止まりながら目的を確認し、今は何を検証するために動いているのかを考え直す機会を大事にしてみてください。
想定される活躍シーン
売上向上、コスト削減など分かりやすい成果目標に対して、あらゆる手段を尽くして達成するような、シビアな成果が求められるプロジェクトで活躍します。
シーン①:生産性向上に向けた業務改善
この記事の筆者
PROFFIT AGENT編集部
Co-nnect Inc.
この記事は、戦略コンサルや外資系コンサルティングファームの出身者が執筆を担当しています。PROFFIT事業で培ったコンサルティングファームとの繋がりによる最新情報、コンサルタント時代の採用担当経験をもとにコンサル転職に役立つ情報を発信しています。