【コンサルタイプ診断解説】タイプ02:頭脳戦で最短ルートを見出すシャープな戦略家
- コンサルタイプ診断
- コンサルタイプ診断とは
- タイプ02:頭脳戦で最短ルートを見出すシャープな戦略家
- 「シャープな戦略家」タイプの特性
- 「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
- 思考・分析を基に企業の考えをリードしていくタイプ"
- 思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
- 思考タイプを知ることの意味とメリット
- 難題に臆せず、考え続け答えを導き出そうとするタイプ(自己挑戦×思考重視)
- 想定される活躍シーン
- シーン①:シェア下位ポジションからの逆転戦略の検討
- シーン②:買収を駆使した非連続な成長実現
- 「シャープな戦略家」タイプが苦手なこと
- コンサル転職成功のための曖昧表現改善プログラムとは?
- このタイプが多いファームの特徴
コンサルタイプ診断とは
コンサルタントと一言で言っても、考え方や検討の進め方、コンサルとしての特性や活躍の仕方は、多岐にわたります。PROFFITに登録しているコンサルタントのアンケート分析から、コンサルタントの活躍タイプには16タイプの傾向があることが分かってきました。また若手コンサルタントのストレス調査結果から、このタイプの違いが大きいほど「ストレス」を感じることが分かっています。皆さんの「コンサルタイプ」を知ることで、自分にあったファームを選び、さらに入社後、活躍・評価されるための注意点やヒントとして活かしてみてください!タイプ02:頭脳戦で最短ルートを見出すシャープな戦略家
「シャープな戦略家」タイプの特性
難しい状況をいかに効率的に抜け出すか、秀逸な作戦を考え抜くことにやりがいと楽しさを感じることが多いのではないでしょうか。プロセスや努力も大事ですが、結果をだすことを何よりも重視するため、時に厳しい意見をぶつけることもいとわない強さがあります。困った時に、本音の意見をぶつけてほしいと思っているクライアントから、特に厚い信頼を得られるタイプです。
「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
思考・分析を基に企業の考えをリードしていくタイプ"
- 客観的な分析、調査結果に基づき、論理的にどうすべきかを考え、戦略・施策を描くことを得意としています。色々な情報やステークホルダーの考えを配慮しなければならないクライアントにとっては、ファクトをベースに冷静に考えを伝えてもらえることはとても大きな安心感につながります。
- 一方、合理的に正しく、頭ではわかっていても、相手が納得して動いてくれるとは限りません。"正しい"答えだけを繰り返し伝えてしまうと、クライアントは「自分たちの複雑な状況をわかってくれていない」と感じてしまうこともあります。クライアントの気持ちにも向き合いながら「感情」の観点からもうまく進まない原因を探っていくと突破口を見つけていけるかもしれません。
思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
思考タイプを知ることの意味とメリット
クライアントから相談された時やプロジェクトでタスクを任された時、確実に解決できることを着実に進めようとする人もいれば、失敗するリスクを覚悟しつつ、果敢に難題に挑む人もいます。まず策を練るタイプもいれば、まず行動して現場を見に行こうとするタイプもいます。どちらも課題を解決しようと頑張って取り組んでいるものの、果敢に挑むタイプから見ると、着実に貢献しようとするタイプは慎重すぎてやる気がないように映ってしまうことがありますし、逆に着実に貢献しようとするタイプから見ると、果敢に攻めすぎて失敗するリスクが気になってしまいます。
若手コンサルタントが感じるストレスの一つである「頑張っているのに評価されない」という問題は、そもそも課題やタスクに対する向き合い方や考え方がずれてしまっていることに起因することが多くあります。コンサルタントとして評価をされ、活躍していくためには、思考力を磨くことに加え、自身の思考タイプを理解しつつ、クライアントや上司の「思考タイプ」との違いを意識しながら動いていくことが非常に重要です。まずは自身の「思考タイプ」を理解することから始めてみましょう!
難題に臆せず、考え続け答えを導き出そうとするタイプ(自己挑戦×思考重視)
- 自らチャレンジングな目標を掲げ、新しいタスクに挑む姿勢が強く、検討が難しいプロジェクトで重宝されます。とにかく、徹底的に考えようという意志の強さが評価されやすいタイプです。
- 一方、考えることが得意な反面、答えが出るまで考え続けてしまうことで、クライアントやチームから進捗が見られないと感じられてしまうリスクがあるため、定期的に、考えているプロセスや進捗を報告することがお勧めです。
想定される活躍シーン
事業の置かれた環境を踏まえ、いかに勝ち切るか、他社を出し抜くか、限られたリソースで成果を出すか…厳しい制約がある中で解をひねり出すような「戦略テーマ」で活躍します。
シーン①:シェア下位ポジションからの逆転戦略の検討
この記事の筆者
PROFFIT AGENT編集部
Co-nnect Inc.
この記事は、戦略コンサルや外資系コンサルティングファームの出身者が執筆を担当しています。PROFFIT事業で培ったコンサルティングファームとの繋がりによる最新情報、コンサルタント時代の採用担当経験をもとにコンサル転職に役立つ情報を発信しています。