【コンサルタイプ診断解説】 タイプ12:戦う背中で仲間を鼓舞するストイックな企業戦士
2023.12.10
- コンサルタイプ診断
- コンサルタイプ診断とは
- タイプ12:戦う背中で仲間を鼓舞するストイックな企業戦士
- 「ストイックな企業戦士」タイプの特性
- 「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
- 考えるヒントを提供し、意思決定を促していくタイプ
- 「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
- 自らチャレンジを定めてまず動き出し、検証していくタイプ(自己挑戦×行動率先)
- 想定される活躍シーン
- シーン①:売上低迷企業の事業再生
- シーン②:海外売上拡大に向けた未開拓の海外展開支援
- このタイプが苦手なこと
- コンサル転職成功に向けた原因分析力強化プログラムとは?
- このタイプが多いファームの特徴
コンサルタイプ診断とは
コンサルタントと一言で言っても、考え方や検討の進め方、コンサルとしての特性や活躍の仕方は、多岐にわたります。PROFFITに登録しているコンサルタントのアンケート分析から、コンサルタントの活躍タイプには16タイプの傾向があることが分かってきました。また若手コンサルタントのストレス調査結果から、このタイプの違いが大きいほど「ストレス」を感じることが分かっています。皆さんの「コンサルタイプ」を知ることで、自分にあったファームを選び、さらに入社後、活躍・評価されるための注意点やヒントとして活かしてみてください!
タイプ12:戦う背中で仲間を鼓舞するストイックな企業戦士
「ストイックな企業戦士」タイプの特性
困難な状況にも臆せず立ち向かい、着実に成果を出せるあなたは、自らが模範となりチームを引っ張るリーダータイプです。分析に基づいた仮説と緻密な設計力を活かして丁寧に検証を進めつつも、がむしゃらに取り組んでみるという熱さも持ち合わせています。経験のない領域でも、挑戦してみようとする姿勢は、若手メンバーにとっても勇気と憧れになっていることでしょう。
「コンサルタント」としての活躍タイプと注意点
考えるヒントを提供し、意思決定を促していくタイプ
- 客観的な分析、調査結果に基づき、論理的にどうすべきかを考えつつも、自分の意見を強く主張するのではなく、クライアントが「決める」ことを重視しているタイプです。特にオーナーシップが強いクライアントの場合には、うまく連携が進み、感謝されることも多くなるでしょう。
- 意思決定を促すために、必要な情報を提供するだけでなく、質問や対話を駆使し、クライアントが自分事として捉える状態になるようにサポートすることが大切になります。相手の考えに賛同することも大事ですが、時には、反対の意見や厳しい指摘を交えることで、クライアントの考えが強まったり、覚悟が決まることもあるため、質問や接し方の幅を拡げていけると良いかもしれません。
「思考」タイプ(課題やタスクに取り組む際、どのように考え、解決しようとするか?)
クライアントから相談された時やプロジェクトでタスクを任された時、確実に解決できることを着実に進めようとする人もいれば、失敗するリスクを覚悟しつつ、果敢に難題に挑む人もいます。まず策を練るタイプもいれば、まず行動して現場を見に行こうとするタイプもいます。どちらも課題を解決しようと頑張って取り組んでいるものの、果敢に挑むタイプから見ると、着実に貢献しようとするタイプは慎重すぎてやる気がないように映ってしまうことがありますし、逆に着実に貢献しようとするタイプから見ると、果敢に攻めすぎて失敗するリスクが気になってしまいます。
若手コンサルタントが感じるストレスの一つである「頑張っているのに評価されない」という問題は、そもそも課題やタスクに対する向き合い方や考え方がずれてしまっていることに起因することが多くあります。コンサルタントとして評価をされ、活躍していくためには、思考力を磨くことに加え、自身の思考タイプを理解しつつ、クライアントや上司の「思考タイプ」との違いを意識しながら動いていくことが非常に重要です。まずは自身の「思考タイプ」を理解することから始めてみましょう!
自らチャレンジを定めてまず動き出し、検証していくタイプ(自己挑戦×行動率先)
- 何かに取り組むときは、自分なりのゴールを決め、新しさを求めて取り掛かる傾向が強いタイプです。考えるだけでなく、自分で体験したり、話を聞きに行ったり、作ってみたり、行動を起こすことも多いのではないでしょうか。机上の空論と揶揄されることがないよう、実体験を通じて解像度高く現場を理解することはとても大事なことです。
- 一方、ついつい気持ちや興味の赴くままに行動が先行しすぎてしまうと、プロジェクト全体の目的から逸れたことに時間を使ってしまうリスクがあるので、注意が必要です。行動しつつも、必ず時々立ち止まりながら目的を確認し、今は何を検証するために動いているのかを考え直す機会を大事にしてみてください。
想定される活躍シーン
困っている現場の最前線に出向き、自分が取り組みながらどうすると良いかを見つけていくようなガッツとストイックさが求められるテーマで活躍します。
シーン①:売上低迷企業の事業再生
日本市場の成熟に伴って、市況が厳しい中で売上目標を達成しなければならないというクライアントが増えています。このような状況にある企業は、緊張感が漂い、不安の声も上がり、空気が重いことがほとんどです。「できないかも…」と思っている組織を変えるには、できるかどうかではなく、やるしかないと突き進める強さが成功を呼び寄せる大きな力になります。苦しい時間が長い分、成功した時の喜びはひとしおで、クライアントメンバーとも仕事を超えた仲間の関係になることも多くあります。
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この記事の筆者
PROFFIT AGENT編集部
Co-nnect Inc.
この記事は、戦略コンサルや外資系コンサルティングファームの出身者が執筆を担当しています。PROFFIT事業で培ったコンサルティングファームとの繋がりによる最新情報、コンサルタント時代の採用担当経験をもとにコンサル転職に役立つ情報を発信しています。